次々いろんな趣味を始めてしまう理由を考えた

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二次障害(うつ病、不安障害)
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私にはいろんな趣味があります。よく言えば多趣味なんでしょうか。どんなものがあるかというと、こんな感じです。

  • アロマテラピー
  • 絵を描く(独学の限界を感じ停滞中)
  • 音楽演奏
  • ゲーム
  • ハンドメイド
  • 写真撮影(何年もやっていないが一応好き)

アロマテラピーは香りを楽しむ以外に、香水を作るのが好きです。

絵は油絵に憧れて練習していたのですが、独学の限界を感じて人に習いたいと思っています(保留中)。油絵以外にはCGでイラストを少々描きます。

音楽演奏はピアノ、ウクレレ、歌唱です。ピアノと声楽は一時期習っていましたが、今はやめています。

ハンドメイドは詳しいことは秘密です。(笑)ハガキ作りもハンドメイドといえばそうなんでしょうか……?

この中で仕事に繋がっているのはアロマテラピーぐらいで、あとは下手の横好き状態です。そのため周りからの目はちょっと冷たいような気がします。

白崎
白崎

気のせいかもしれないけど。

なんでこんなにあれもこれもとやってしまうのか、少し考えてみたら納得いく理由が浮かんできたので、今回はその話です。

「やりたかったなあ」と思いながら死にたくない

私にはやりたいことがたくさんあります。たくさんある理由のひとつが、「うつ病で10年近く人生が止まっていたから」だと思います。

うつ病の最中には、

  • やりたいことが思い浮かばない
  • やりたいと思っても、動けなくてできない

という経験を多数しました。

またうつ病になるかもしれない。

また人生が止まるかもしれない。

白崎
白崎

「やりたいこと」を「やりたかったなあ」と思いながら死ぬのはイヤだ!

うつ病の間、人生が止まっていた

私のうつ病闘病は8年ほどであり、うつ病が治った後もすぐに活発に動くことはできず、2年ほどは休養期間でした。実に10年ぐらい、うつ病が理由で人生が停滞していたのです。

うつ病の最中は本当に何もできず、「食事を食べる」「寝る」の繰り返しで、何のために生きているのか疑問に思うほどでした。ゲームをプレイすることすらままなりませんでした。旧ブログを書いていたのはその頃です。

うつ病から脱して10年ぐらい経ってから、やっと「仕事がしたい」と思えるようになり始め、クラウドソーシングで少し働いてみたりなどし始め、その1年後には会社勤めにチャレンジしました。

が、チャレンジした会社が私の障害特性にあまりにも合わず、うつ病が再発しかけました。もう一度うつになる可能性が怖かったので4ヶ月で退社しました。

「うつはまた再発しうる」と強く実感したことで、私は「またうつになるかもしれない」という恐怖感を抱いたのかもしれません。退社後、人生においてやりたいことがたくさん湧いてきました。

「やらない後悔」は「やった後悔」より重い

これはよく言われることですし、自分の体験としても非常に正しいのですが、「やらない後悔」は「やった後悔」より重いそうです。

私の場合、暮らし方次第でまたうつが再発しうるので、いつまた「やらない後悔」が発生し始めるかわかったものではありません。

あれもやりたい、これもやりたいとたくさん浮かぶのは過去のうつのせい。

それらを「やるんだ! やらないで終わりたくないんだ!」と強く思うのは、未来にあるかもしれないうつのせい。

「重病で余命を宣告されている人は、人生を非常に有意義に過ごす」と言いますよね。それも「やらない後悔」をなくしたいからに違いありません。

私もそれに近いと感じます。いつうつになるかはっきりしないので、余命宣告はされていませんが、「突然急変して死ぬかもしれませんよ」と言われているような気分なのではないかと感じます。

後悔を少なくして生きたい

生きる上で、後悔はできるだけしたくないと感じます。後悔0は無理だと思うのですが、できるだけ減らしたいのです。

特に「やりたいこと」をやらなかった後悔は本当にしたくないので、次々いろいろやってしまうのは、きっとそういう気持ちなのだと思います。

趣味の全てで成果を出す必要はないと思っています。「やっていて楽しい」が趣味だと思うので、その楽しい活動を増やしていきたいと今は思っています。

白崎
白崎

人生が楽しめるようになって、本当に嬉しい!

二次障害(うつ病、不安障害)
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書いた人:
白崎矢宵(やよい)

発達障害、特に自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)と診断されています。性別不合(トランスジェンダー・FtM)でもあります。道具やサービスを使って自分の生活を改善しながら、気になった情報を雑多に発信しています。著書「アスペルガーだからこそ私は私」発売中です。

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