「マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編」を電子書籍で読みました。とても面白いしわかりやすくて、読んでよかったです!
作者サイトで試し読みができます。試し読みというか、全部読めます。
電子書籍でまとめて読みたかったから買ったけど、買わなくても全部読めちゃう……。
書籍版には少しおまけがありますが、アドラー心理学の要点はマンガ本編なので、その気になれば無料で知識を吸収できます。こんなに太っ腹でいいのか……!?
本書のよいところ
本書の魅力はなんといっても「読みやすさ」。マンガだからというのもありますが、コミカルで軽く読めて、大切なことはしっかり学べるのが魅力的です。
ノリに好き嫌いはあると思いますが、嫌いでない方なら楽しく読めて勉強になる良いマンガだと思います。
本書の難点
難点があるとすれば、
- ノリが軽く学んでいる感じがしない
- 性的なネタもちらほらある
というあたりでしょうか。この辺が苦手な方にはゆうきゆう先生のマンガ全般が合わないものと思われます。
アドラー心理学の心に残る点
本書に書かれていたアドラー心理学の内容で、心に残るのは以下のような点です。
- 習得までに「今までの人生の半分の年数」がかかる
- 誰しも「目的」があって行動している
- 劣等感はあっていい
- 人は人、自分は自分
中でも「どんな行動にも目的があり、それを達成するために行動している」という話は私には非常に合う考え方です。
- しばしばキレてしまう人は「怒りたい」という目的を持っていて、些細な事柄をその目的達成に利用する。
- 「やりたくない」からやる気が出ない。
- 恋人のイヤなところばかり目につくのは、別れたいから口実を探している。
このような考え方をすることで、自分の本当の気持ちに気づきやすいように思いますし、人の行動も納得しやすくなりました。
トラウマも同じことですね。「それをトラウマにしておきたいから、トラウマであり続ける」そして「トラウマに苦しみ他のことが手につかない人生を送りたいと思っているから、そういう人生のまま」。こう考えると、トラウマに苦しみ続ける人は吹っ切る努力が足りないのかもという気がしてきます。この考え方は自分の場合は合っているように感じます。
詳しくは以下のページで丸々読めますので、興味がある方はここだけでもぜひ。
まとめて読むには本の形がおすすめです。集中して読むこともできますね! 電子書籍なら持ち歩きもできて気軽に読めますよ!