読みやすい!「マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編」感想

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書籍紹介
この記事は約3分で読めます。

「マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編」を電子書籍で読みました。とても面白いしわかりやすくて、読んでよかったです!

作者サイトで試し読みができます。試し読みというか、全部読めます。

白崎
白崎

電子書籍でまとめて読みたかったから買ったけど、買わなくても全部読めちゃう……。

書籍版には少しおまけがありますが、アドラー心理学の要点はマンガ本編なので、その気になれば無料で知識を吸収できます。こんなに太っ腹でいいのか……!?

本書のよいところ

本書の魅力はなんといっても「読みやすさ」。マンガだからというのもありますが、コミカルで軽く読めて、大切なことはしっかり学べるのが魅力的です。

ノリに好き嫌いはあると思いますが、嫌いでない方なら楽しく読めて勉強になる良いマンガだと思います。

本書の難点

難点があるとすれば、

  • ノリが軽く学んでいる感じがしない
  • 性的なネタもちらほらある

というあたりでしょうか。この辺が苦手な方にはゆうきゆう先生のマンガ全般が合わないものと思われます。

アドラー心理学の心に残る点

本書に書かれていたアドラー心理学の内容で、心に残るのは以下のような点です。

  • 習得までに「今までの人生の半分の年数」がかかる
  • 誰しも「目的」があって行動している
  • 劣等感はあっていい
  • 人は人、自分は自分

中でも「どんな行動にも目的があり、それを達成するために行動している」という話は私には非常に合う考え方です。

  • しばしばキレてしまう人は「怒りたい」という目的を持っていて、些細な事柄をその目的達成に利用する。
  • 「やりたくない」からやる気が出ない。
  • 恋人のイヤなところばかり目につくのは、別れたいから口実を探している。

このような考え方をすることで、自分の本当の気持ちに気づきやすいように思いますし、人の行動も納得しやすくなりました。

トラウマも同じことですね。「それをトラウマにしておきたいから、トラウマであり続ける」そして「トラウマに苦しみ他のことが手につかない人生を送りたいと思っているから、そういう人生のまま」。こう考えると、トラウマに苦しみ続ける人は吹っ切る努力が足りないのかもという気がしてきます。この考え方は自分の場合は合っているように感じます。

詳しくは以下のページで丸々読めますので、興味がある方はここだけでもぜひ。

まとめて読むには本の形がおすすめです。集中して読むこともできますね! 電子書籍なら持ち歩きもできて気軽に読めますよ!

書籍紹介
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書いた人:
白崎矢宵(やよい)

発達障害、特に自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)と診断されています。性別不合(トランスジェンダー・FtM)でもあります。道具やサービスを使って自分の生活を改善しながら、気になった情報を雑多に発信しています。著書「アスペルガーだからこそ私は私」発売中です。

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母との共著の本「アスペルガーだからこそ私は私―発達障害の娘と定型発達の母の気づきの日々」生活書院様より発売中です。
以前書いていたブログ「他者と私とアスペルガー症候群」の記事を抜粋し読みやすく書き改めたもので、6年近い自己分析の集大成です。
母から見た生育歴、母と私のすれ違いを解消した記録もあります。自閉スペクトラム症の子と定型発達の親のすれ違いが両方の視点から読める本です。

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