近年のネット上の読み物の体裁は、頻繁に無意味なイメージ画像を使うスタイルになっています。この文化では、「見出しの下に画像を入れ、読みやすくしましょう」とよく言われます。
個人的に、気が狂うかと思うほど読みづらい。
これらのアイキャッチ画像は、本文と直接関係のある図や表ではなくイメージ画像なので、個人的には邪魔以外の何物でもなく、集中力が乱されます。途中で読むのを諦めることも多々あります。
この文化を考え出した人は、本当にそれで読みやすくなっているのか?
私は読みづらくて読みづらくてしょうがないのですが、今はネット上の読み物のほとんどがそんな体裁です。そうなっていないのは一部の個人ブログだけです。(私のブログもそうですね)
私の感覚は往々にして少数派なので、自力で対抗する手段を見つけました。
ブックマークレットを使おう
こちらのサイトで「画像を全て消して読みたいとき用」のブックマークレットが公開されています。導入方法も同ページにあります。
これを使うと不必要な画像が全て消えてスッキリ!!
これでもまだ読みづらいときがあるが、それはもう記事の構造が悪いとしか言えない……。
別のページに移動すれば画像が表示されるので、邪魔なときだけ消せて便利です。必要な画像まで消してしまって一時的に見たいときは、ページをリロードすれば表示されます。
ブラウザの設定を変える手もある
「ブラウザ上の画像は全て消えてくれていい」という過激派は、ブラウザの設定を変えましょう。ページ移動をしようが何をしようが画像が非表示になります。
許可したサイトだけ画像表示を可能にすることもできます。
通信量の節約にもなりますよ!
私はChrome使いなのでChromeの設定を以下に記しておきます。他のブラウザはお調べください。
Chromeの場合の設定
Chromeの設定画面は、アドレスバーに「chrome://settings」と入力するか、右側の縦に並んだ・3つから「設定」を押すことで開けます。
「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「コンテンツ」の「画像」の設定を開きます。(画像の設定への直通アドレスもあります。「chrome://settings/content/images」です)
設定トップから行く方法もわかったほうがいいと思うので解説しておきます。
「画像」の設定を開いたら、「すべてを表示」を押して青だったものがグレーになると画像非表示の状態です。
「ブロック」は「すべてを表示」にしていても画像が非表示になるサイトです。逆に、「許可」は画像を非表示にしていても画像が表示されるサイトです。
使いこなすと便利そうですが、ちょっと手間がかかりますね……。
アイキャッチ画像に関してアンケートをしてみた
私の感覚が少数派なのは承知の上なのですが、本当にみんなアイキャッチ画像があっても記事が読めるのかなと気になってアンケートをしてみました。
回答者数がとても少ないのは残念なところですが、少なくとも投票してくださった方々は「アイキャッチ画像のせいで読みづらい」と感じることは少ないようです。
やはり私は少数派でした。
まとめ
- 世の中には理解できない謎のルールが多数存在する
- 多数派の価値観や感性に馴染めない人間は、自衛しよう
- アイキャッチ画像文化、心から馴染めない
「文字ばっかりだと目が滑る」と言う人もいますし、それを感じたこともあるのですが、それでも画像乱発は読みづらいです。(個人の感想です)
多数派の皆さんには多数派に合わせてアイキャッチ画像をしっかり入れていただき、私は読むときに自力で画像を非表示にする、というのがお互いの平和のために良さそうですね。