ぼっちSlackでデジタルバレットジャーナルがようやく実現した

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私は手帳は紙派です。バレットジャーナルも基本的には紙で書いています。

が。もしかしたら紙のバレットジャーナルを卒業するかもしれない事件が起きました。

それが「ぼっちSlack」(ひとりSlack)の利用開始です。

Slackってなに

チームメンバーとコミュニケーションするツールです。連絡ツールでありつつ、情報の一元化が可能なツールでもあります。さまざまなサービスと連携でき、情報をSlackのチャットやダイレクトメッセージで流すことができます。

連携できるサービスの例

  • Evernote
  • Twitter
  • Google Drive
  • Trello

などなど、いろいろなサービスが連携できます。ほかにも多数あります。

ぼっちSlack(ひとりSlack)とは

Slackをチームではなく自分一人で運用するライフハックです。

主な利用目的は

  • 情報の一元化
  • チャットチャンネルの一人での利用(思考整理、独り言など)

のようですが、人それぞれの使い方があります。

似たようなことはDiscordでも可能ですが、Slackのほうが私が使いたい目的に対して利便性が高かったので、1日くらい両方試した末にSlackに決めました。

ぼっちSlackを実践している他の人たち

他にもいると思いますが、私が見て「やってみよう!」と思った記事はこの2つです。

現状の利用目的と使っているサービス

現在私が使っている利用目的と、それを実現するために使っているAppやサービスのまとめです。

  • メモ、独り言、考え事
  • Habiticaのタスク実行結果の記録(Zapier)
  • Twitterの自分のツイート&RT&誰か宛ツイートと、自分宛ツイートの記録(SlackのTwitter App)
  • Twitterでいいねしたツイートの記録(IFTTT)
  • YouTubeで高評価した動画の記録(IFTTT)
  • RSSによる最新情報チェック(Slack App)
  • Facebookの自分の発言記録(Integromat)
  • 毎日のSlackチャンネルログをメール送信してNotionに保存(自作Slack App&GAS)

より良い使い方があるような気がしますが、今のところはこれでよしとします。

メリット

自分の記録の一元化

私の活動記録はあちこちに散乱しています。

  • Twitterに興味があるものを投稿したり、
  • Facebookにシェアしたい情報を投稿したり、
  • いいねをした情報を見失ったり、
  • やりたいと思っていたことをどこかに書きそびれて忘れたり、
  • 気に入った動画が見つかったがアドレスを保存し忘れて何回もYouTubeに見に行ったり、
  • ほしいものリストをAmazonに作ったりNotionに作ったり

とあっちこっちでいろんなことをしている状態です。

使い分けといえばそうなのですが、自分の記録があちこちに散乱していて一か所で確認できないことに、私は不便さを感じていました。

特に「何に興味があるか」をTwitterやFacebookにメモしてしまった場合、それを見に行くついでにしばらくSNSを眺めてしまうのが時間のロスだと感じるんですね。

自分がした行動の記録が一か所にまとまっていたらいいのに……と常々思っており、それがSlackで実現できそうなのです。

思考の整理に使える

さらにぼっちSlackのよいところは、チャット形式で独り言を言える点です。サッと入力、サッと送信で独り言が言えるのは、メモアプリに書き込むのとは違う気軽さがあります。

Twitterに投稿しながらだと考えが整理されると感じている人は結構いるのではと思うのですが、それを自分専用の場所で行える安心感は本当に素晴らしいです。

毎日のログ保存について

毎日のログはメールで受け取ったあとNotionに手作業で保存しています。ここがちょっと面倒なポイント。現状はAPIが正式リリースされていないので仕方ないですね。(裏技的に使う方法はあるみたいですが……)

Evernoteにメールで送れば完全自動化できるのはわかっているのですが、今もうほとんど使ってないんですよね、Evernote。EvernoteはTwitterのログ保存に使っていたのですが、Slack+メールでより高機能な保存の仕方ができるようになったので、いよいよEvernoteが不要になってきた気がします。

ちなみにNotion上ではこんな感じに表示されています。

twitterが2つあるのはチャンネル利用の仕方が定まっていなかった頃の名残です。カレンダーの中に登録したメモが全部並ぶのが良いですね。

連携サービスについて

各種ウェブサービスを接続して自動化するツールは複数ありますが、そのうち

  • IFTTT
  • Zapier
  • Integromat

の3つを併用しています。

なんでそんなことになったかと言うと、

  • IFTTTのFacebook投稿保存機能が不便
    • Integromatは理想的な動作
  • Habiticaとの連携はZapierが一番簡単・高機能

という感じで……。ですがSlackの無料プランでは連携できるアプリの個数が10個までなので、3種にまたがって使うのは少々厳しいです。できれば一元化したいところ。

IFTTTのFacebook投稿保存について

少なくとも私が使おうと思ったときには、IFTTTの投稿保存機能はトリガーが不便でした。

  • 特定の位置情報がついている投稿
  • 画像つきの投稿
  • リンクつきの投稿

はトリガーになるのですが、どれもついていない文章だけの投稿はトリガーにならないんですよ。

私はよく文章だけで投稿するので、無条件で投稿を取り込んでほしいんですよね。

それができるのがIntegromatだったんですが、こちらも1ヶ月に1000回までしかメッセージを投稿できないので、今はほぼFacebook専用になっています。

Zapierの無料プランについて

Zapierは無料じゃ使い物にならないとたびたび言われていますね。1ヶ月に100タスクしか実行できないので、Habiticaに限っても余裕がないです。

インスタントにログを流してくれるすごい奴なので課金してもいい気はしてしまいましたが、お値段がちょっと……。

Starterですら月額約2,120円と、貧乏人には厳しいです。しかも月750タスク。課金するからには全部Zapierにまとめたいものですが、750じゃそれも厳しいです。

Habiticaのタスク周りのサマリーを1日1回送ってくれるだけでもいいのですが、設定方法がわからないんですよね。もうちょっと調べるか……。

追記:IntegromatでHabiticaからSlackにデータを送れました

HabiticaのWebhookを調べているうちに、「Webhookをトリガーにして何かできるサービスならなんでも使える」と気づきました。それまでスクリプト書こうと努力してました。今の私には無理だ……。

IntegromatでWebhookをトリガーにしてSlackにデータを送るに際して、参考になった情報はこちらです。

スクリプトを書こうとして主に参考にしていた情報はこちらです。

他にもいろいろ調べましたが、最終的にIntegromatで解決してしまったので……。

ちなみにIntegromatの課金プランはこんな感じです。$9(1,000円弱)で10,000オペレーションできます。個人なら全然困らないくらいでは!? 企業だとどうかわかりませんが……!

Slackのログ保存について

Slackのログ保存はどうやったら自動化できるのかと散々苦労しました。

  • Slackのコマンド自動実行はBotやワークフロー(Slackの有料機能)では不可
  • Slackのログを取得して保存する外部プログラムを自動実行するとよい

というところまで行き着きました。

Googleスプレッドシートに保存するプログラムはあったので、それを改造すればいいのかなと思ったものの、プログラミングは不慣れなので難航。メールで保存する仕組みに書き換えている先人がいたので、それを使いました。ありがたや。

上記スクリプト使用時の注意点

  • channels.listとchannels.historyは現在は使用できないので、channelsをconversationsに書き換える
  • conversations.historyはgroups.historyを兼ねているので、groups.history部分の処理は不要
  • レガシーAPIは使用できないので、Appを作り、必要な権限(scopes)を適切に設定
  • 権限設定の際は、Bot scopesとUser scopesを混同しないよう注意
    • 使うトークンに対応したほうを設定しよう

ぼっちSlackを使う上で工夫している点

ぼっちSlackを便利に使うために工夫している点について書きます。

チャンネル構成

私のチャンネル構成と利用目的はこんな感じです。

  • general(独り言メモ&Habiticaログ)
  • rss-feed(重要なRSSフィード・全てのメッセージで通知あり)
  • rss-feed-other(更新はチェックしたいが通知はいらないRSSフィード)
  • twitter-log(ツイッターのツイート、RT、@、いいねが流れてくる)
  • facebook(Facebookの自分のログが流れてくる)
  • youtube(YouTubeで高評価したログが流れてくる)

SNS関連は最初、全部1箇所にまとめようとしたのですが、そうしたらかえって見づらかったのでサービスごとに分けました。

この中で、rss-feed以外のチャンネルは全てミュートになっています。通知がいらないだけでなく、未読通知もいらないので。

白崎
白崎

全部自分がやったことを記録しているだけだからね……。

ユーザー登録

私はメールアドレスを2つ使ってユーザー登録を2つしました。その理由は、

  • 他のSlackワークスペースにも参加しているメールアドレスがあり、そのアドレスでぼっちSlackも見たい
  • スマホなど完全にプライベートな端末からは、ぼっちSlackだけが見たい

という理由からでした。

今思うとそんなやり方じゃなくても、プライベートの端末からはぼっちSlackにだけログインしておけばよかった気がします。

でもまあ、この使い方にはメリットは一応あります。リラックスタイムにTwitterへの反応は見たくないですが記録はしたいので、プライベートな端末からはtwitter-logチャンネルには参加していません。でも日中、活動しているときに見るアカウントは複数のワークスペースに参加しているアカウントなので、twitter-logチャンネルも参加しているという。

twitter-logチャンネルにはbotのみ参加とすればいいような気もしますが、チャンネルを見るときに手間が増えるので現状の使い方がベストな気がします。

こんな感じで「ぼっちSlack」とはいえ複数アカウントを使い分けると可能性が広がるように思います。我ながらいい使い方を思いつきました!

今後の課題

目下の今後の課題はZapierを使わずにHabiticaの情報をSlackに流すことと、AmazonのほしいものリストをSlackに流すことです。(Amazonのほしいものリストは、Notionに投げられるのがベストなんですが)

Habiticaのほうは記事公開後にすぐに実現してしまいましたので上のほうに追記しました。ありがとうIntegromat。

Amazonのほしいものリストに関してはそもそも可能なのかどうかからわからないので、情報収集してみます。

紙のバレットジャーナルは卒業するのか

紙のバレットジャーナルは現状、「その日1日のToDoとメモ」に使っています。

これがなかなか快適でして、デジタルツールとは違う便利さがあります。

  • 手書きすることで、タスクを「やらなきゃ」と思う意志が強くなる
  • シンプルにその日1日のタスクを確認できる
  • 1日の始まりにやることを整理し再確認する作業を兼ねている
  • 紙の手帳に向かっていると、手帳だけに集中できる

そのため、仕事を行うに当たっては紙のバレットジャーナルも手放せないように今は感じています。

が、一方で、個人事業に焦点を絞ったSlackワークスペースも別途作ってもいいと思っているので、そちらで似たことをしようと思えばできる気がしています。

Slackワークスペースに対して紙の手帳のように集中できるかは非常に疑問ですが……。

まとめ

  • ひとりでSlackを使う暮らしは想像以上に快適
  • 複数サービスを連携するツールを使うと生活が便利になる
  • これからも情報一元化をいろいろ模索していきたい

ぼっちSlackを知って自分の暮らしはかなり良くなりました。

これの少し前から、Notionへの情報保存を以前よりも積極的に行うようになって、特にウェブクリップを大量に作るようになったのですが、これもまた良いです。こちらについてもまたいずれ書けたらと思います。

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書いた人:
白崎矢宵(やよい)

発達障害、特に自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)と診断されています。30代半ばです。肉体の性別に違和感がありFtMだと思っています。道具やサービスを使って自分の生活を改善しながら、気になった情報を雑多に発信しています。著書「アスペルガーだからこそ私は私」発売中です。

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