精神障害者保健福祉手帳を持っており優先接種の対象だったため、先日、新型コロナウイルスのワクチン接種1回目を受けてきました。
私は病気の早期発見ができるぐらいの痛覚過敏なので、ワクチンの副反応でよく話題になる「腕の痛み」が心配でたまりませんでした。が、結論から言うと筋肉痛よりつらくなかったです。

怖がって損した! 筋肉痛より痛くなかった!
感覚過敏を理由にワクチン接種を恐れている人の参考になればと思い、体験談を書きます。接種したワクチンはファイザー社製です。
ワクチン接種会場について
会場は始めて行く場所でしたが、大きな病院だったので迷うことはありませんでした。会場内もわかりやすく案内されていて迷う心配はありませんでした。
会場に着いてすぐ受付、問診と進み注射をしました。所要時間は10分ほどで、あっと言う間でした。
私語は少ない会場だったので、並の病院程度の騒音だったと思います。人数が多いのであちこちで人の呼びかけなどの声はします。声のうるささが気になる方は耳栓を持参したほうがいいかもしれません。
(私も聴覚過敏がありますが、耳栓をしなくてもなんとか耐えられました。緊張のせいもあったかもしれません)
注射の痛みについて
注射そのものは採血よりも痛くありませんでした。こんなに痛くない注射があるのかと驚くほどでした。

インフルエンザの予防注射より断然痛くないよ!!
会場での待機について
事前の問診の結果、私は接種後は15分待機でした。椅子の並んだ広い部屋で待つことになりました。
待ってる間、心なしか息苦しくなりました。気のせいかと思いましたが念のため申告すると、お医者さんに「爪の色もきれいだし、アレルギーではなさそう」と言われました。
自分でも感じていましたが、やはり精神的なものだったようです。私は不安感が強まると息苦しくなるので、何か無意識の不安があったのだと思います。
お医者さんに大丈夫だと言われたので、そのまま帰りました。
帰宅後の様子
帰宅後の様子でいつもと違ったことは、
- 非常に眠くなって、普段はしない昼寝をした
- やけに空腹感が強く、おやつをたくさん食べた
このくらいでしょうか。1回目ということもあり発熱はなかったと思います。倦怠感は気になるほどではなかったですが、いつもよりは疲れた感じが強かったです。
とはいえ、初めての場所に公共交通を使って自力で行き来した疲労感もあるかもしれません。
腕の痛みについて
ずっと恐れていた腕の痛みですが、先に書いた通り、筋肉痛より弱かったです。接種は11:30ごろでしたが、その後のメモによると、
- 当日16:30頃 筋肉痛より弱いくらい
- 当日19:30頃 上げると痛いが筋肉痛よりは弱い
- 翌朝7:30頃 痛みは強くなっているが、筋肉痛より弱いくらい
- 翌日11:30頃 痛みはかなり強くなったが、それでも筋肉痛よりは軽い痛み
- 翌日夜 痛みが軽くなる
- 翌々日朝 痛みがなくなる
このように、一番痛かったときでも筋肉痛より弱い痛みでした。夜には痛みが軽くなり、接種の翌々朝には痛みはなくなっていました。なので痛かったのは1日半程度です。
その他の特徴として、
- 重いもの(720mlの水入りガラス瓶)を接種した腕で持ち上げるのは痛くて辛かった
- 何もしていなければさほどの痛みはない
という感じで、日常生活に影響が出るような痛みはありませんでした。
重いものを頻繁に持ち上げる仕事の人や、筋肉痛を日頃体験しない人は痛くてつらいと感じるかもしれません。
また痛みの感じ方には個人差があるので、私よりも痛みが激しく出る人もいるかもしれません。
ですが「腕が激痛だった」「腕が痛くて上げられなかった」などという感想を聞いて不安でしたが、個人的には痛くないうちに入る痛みでした。そういう人もいるのだと思っていただけたら嬉しいです。

痛みが一番不安だったからよかった~!!
なお、参考になるかわかりませんが両親の接種の場合、腕の痛みは、
- 父:痛かった
- 母:全く痛みがなかった
という感想でした。父は痛覚が鈍感なので、父が痛いというぐらいなら相当痛いのではと不安に思っていましたが、そうでもなかったのでほっとしました。
まとめ
- 会場の騒音が不安な人は耳栓を持とう
- 痛みの表れ方は個人差があるが、さほど痛くない人もいる
- 痛覚過敏でもそれほど痛まない例もある
ワクチン接種で副反応の「腕の痛み」が不安な方の参考になれば幸いです。
その後、2回目が終わったのでまた体験記を書きました。