「『ゲイの人』と焼きピロシキを作って食べる会7」楽しかったです!

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2020年1月26日(日)、「『ゲイの人』と焼きピロシキを作って食べる会7」が開催されました! 最近知ったばかりだったので初参加しました。

ピロシキの感想

焼き上がったピロシキはこんな感じ。具材を生地に包むって最初は不安だったけれど、やってみたら簡単でした。大きなギョウザを作るイメージでだいたい合っています。

今回入れたもの、多すぎてあまり覚えていないけれど、記憶の範囲では

  • チーズ
  • じゃがいも
  • さつまいも
  • きのこ
  • にんじん
  • たまねぎ
  • 挽き肉
  • 魚肉ソーセージ
  • ウインナー
  • 塩コンブ
  • ゆかり
  • そばの実
  • 黒こしょう
  • ディル

かな……? 破けないか不安だったので2つ同じ味にしましたが、皆特大サイズを作っていたので、次はもうちょっと大きくしてもいいかも。具が余ったら具だけ食べちゃうという手もあるので、「入りきらないかも」と心配しなくてもいいみたいです。

味付け薄めが好きなので、塩コンブとゆかりの塩気で足りました。調味料もいろいろあって試したかったですね。

スイーツ系ピロシキが作れるようにクリームやはちみつなども用意してあるのですが、甘いものを食べると気分が悪くなりやすいので避けました。でも差し入れのルバーブジャムは酸味強めで美味しかったなあ、使いたかったなあ。

次参加するときはサワークリームやはちみつをおかず系の具に少量入れてみたいです。

具材が非常に豊富で、何度でも作りに行きたい楽しさ

白崎
白崎

ピロシキ作りだけでもまた行きたい~!!

トークタイムの感想

参加者の幅広さにまずびっくりでした。4月から小学生という小さい子連れの夫婦から、中学生、高校生、大学生、年配の人、かなり高齢そうな人まで。セクシャルマイノリティの人はいても少数派で、ほとんどの人は「ピロシキ食べたい」と来ているようです。啓発イベントとして理想の形だなと思いました。

学問や福祉の形として勉強するのではなく、「地域に暮らす人と一緒に楽しみながら、セクシャリティの多様性を実感する」というイベントなのが本当に良いです。こういうイベントを発達障害界隈でもやりたいですね。当事者もそうでない人も一緒に入り交じってわいわいするイベントは理想的です。

私は自分のことをトランスジェンダーだと思うと言いながら参加しましたが、皆、だからどうということはないんです。ほとんどの人が初対面だったので、初対面の人のセクシャリティなんてそんなに重大でないのかもしれません。

でも自分のセクシャリティをためらいなく明かせる場所は初めてで、自分を男だと思っていいんじゃないかと思えるようになったことを素直に話せることは心地よかったです。もっと周りの人にカミングアウトしたいという思いが強まりました。

FtMの人が来ていたので治療について聞いてみたら、

  • 手術の前にホルモンを使っていなかったら、手術が保険適用になるはずではないか
  • 診断書があれば地元でもホルモンを打てる病院はある
  • 過渡期は身分証明が非常に大変

という話を教えてもらえて、それもまた有意義でした。次に病院に行ったら確認してみます。

「実際に男性と扱ってもらって自分がイヤでないか確認したほうがいい」(リアル・ライフ・エクスペリエンス)とも言われましたが、そんな機会はどこにあるんでしょうね。自分が男に見えるわけないし、友人たちには完全に女性として扱われているし。

性自認など自分の気持ちの変化

FtXの人やFtMの人と話してみて、自分の心にも変化が生まれました。イベントから帰ったあと、改めて自分の性への気持ちを考えてみましたが、

白崎
白崎

もう「女性扱い」を受けたくない。

「女性でないこと」と「男性であること」はイコールではないのは承知の上ですが、私の場合、

白崎
白崎

女性の友人に「同性扱い」でなく「異性扱い」してほしい。

男性の友人に「異性扱い」でなく「同性扱い」してほしい。

こう思っているんだな、と、とても強く感じました。

また一昨年あたりから思っていることですが、自分の将来を考えたときに、

白崎
白崎

「おばさん」ではなく「おじさん」になりたい。

「おばあちゃん」ではなく「おじいちゃん」になりたい。

という希望が強いです。(今も30代なのでおばさんと言える年ではありますが、「おばさん」より「おじさん」でいたいです)

どう頑張ったって『ホンモノの男』にはなれないのが現実ではありますが、このまま女でいることが耐えがたい気持ちは強いです。

はこだてレインボー靴下

話は変わって、会場で売っていたはこだてレインボー靴下の話。

部屋が薄暗くてスミマセン

履いている人が多くて、とてもキレイだったので1つ買ってきました。お値段は\1,000とちょっとお高めですが、かなり丈夫で長持ちするそうです。

広げるとこんな感じでとても美しい。和風の渋い色味で作ってあるそうで、落ち着いた色合いが心地よいです。

普段使いはしないけど、イベントどきに積極的に履きたいです。LGBTのイベント以外でもいっぱい履きたい。

RHPのサイトで通販もしていますよ!

まとめ

「『ゲイの人』と焼きピロシキを作って食べる会7」は非常に有意義な集まりでした。とてもとても楽しかったです。今後もタイミングが合い次第参加したいです。

次回(3月29日)は、もしかしたら第二部なら行けるかもしれません。もし行けたらよろしくお願いします!

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書いた人:
白崎矢宵(やよい)

発達障害、特に自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)と診断されています。性別不合(トランスジェンダー・FtM)でもあります。道具やサービスを使って自分の生活を改善しながら、気になった情報を雑多に発信しています。著書「アスペルガーだからこそ私は私」発売中です。

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