私がお世話になっているコミュニティ「かびんの森」を運営している感覚過敏研究所で、感覚過敏マークのクラウドファンディングが始まりました。
感覚過敏研究所は、なんと中学生社長の加藤路瑛さんが所長。さまざまな活動に熱心に取り組まれている、とても意欲的な方です。
感覚過敏マークとは
「かびんの森の動物たち」という愛らしいマスコットを使用して、感覚過敏を持っていることをアピールするものです。
感覚過敏があることのヘルプマークというよりも、マークをつけることで自分を勇気づけたり、「これ何?」と質問されて、「実はね」と感覚過敏について話せるきっかけになればいいと思って作成しました。
感覚過敏に悩む中学生が【感覚過敏マーク】の普及活動に挑戦!
とのことで、「感覚過敏の困りごとを訴える」というよりも、
「私にはこういう感覚過敏がある」と知ってほしい。
という気持ちでつけるもののようです。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5感に対応した5種類の缶バッジが制作されます。
感覚過敏を持つ人たちを応援したい人向けに「感覚過敏応援団マーク」の缶バッジも制作されます。
缶バッジだけど、キーホルダー等にすることも可能
クラウドファンディングで作成するのは缶バッジですが、
- ボールチェーンや紐などを通してキーホルダー等にアレンジできる
- スタンドつきなので机に飾ることもできる
と、「ピンで刺してつけるのはイヤ」という人でも使い道のあるものになっています。
ストラップにしてかばんにぶら下げたいな!
私はバッジ2つセットにして、視覚・聴覚の2種を申し込みました。
マーク乱立の中、生き残ってほしい
この手の「何かをアピールするマーク」は多数乱立し、ほとんどが忘れられていくイメージが私の中では強いです。生き残れるのは少数派なのでしょうね。
メジャーになれず埋もれて行ったマーク、私が知っているものでは「見えない障害バッジ」があります。普及しないまま「ヘルプマーク」が出てきましたね。趣旨は同じだと思うのですが。
感覚過敏をアピールするマークもいくつかできたようですが、うまく普及しないようです。やはり広報力が必要なんでしょうね。
ヘルプマークやマタニティマークのように、うまく普及していけば良いなぁと願いを込めて支援しました。
感覚過敏の研究例
謎の多い感覚過敏の世界を研究している先生がいます。「井手先生の脳科学最前線!感覚過敏・鈍麻から広がるグラデーションな脳の世界」という連載は感覚過敏に着目した連載だそうです。
「研究の過去最高にわかりやすい説明」と言われており、大変興味深いです。
井手先生はnoteでも研究成果の一部を公開されていらっしゃいます。
感覚過敏マークのクラウドファンディングはこちら
中学生社長がマーク普及に挑戦するクラウドファンディングはこちらです!
普及を志す人がいても、使ってもらえなければ普及はしません。
一緒に応援して、普及を目指しましょう!