noteの金銭管理の記事などにちらほら書いていますが、私はau民です。じぶん銀行の口座も持っていましたが、近頃(2019年8月)不要な気がしてきました。
以前じぶん銀行の口座を作ったときは、買い物にau WALLETプリペイドカードを使っていました。生活圏にローソンがなく、チャージがしづらかったので、チャージしやすくするためにじぶん銀行口座を作りました。
しかしながら最近、買い物には楽天銀行のJCBデビットカードを使っています。100円で1ポイントと、ポイントが大量にたまって非常にお得です。私は通販も「別々の店舗が出品している」ということがわかりやすいので楽天をよく使います。なので楽天ポイントがたまることは単純にメリットなのです。
au WALLETプリペイドカードをあまり使わなくなった上、じぶん銀行自体もあまり使わなくなってしまったので、解約してもいいのではという気がしてきました。なので今回はその理由をまとめました。
じぶん銀行とau WALLETプリペイドカードを同時に持つメリット
じぶん銀行とau WALLETプリペイドカードを同時に持つメリットは、なんといっても「オートチャージ機能」でしょう。プリペイドカードにチャージしてある金額が不足したとき、じぶん銀行から自動でチャージをしてくれます。これにより実質的にデビットカードのように使えるのです。
またオートチャージ機能を3ヶ月に1回使用すると、取引数や残高が少ない状態でも「じぶんプラス2」に認定されます。そうなるとATMでの入金手数料が何回でも0円!(「じぶんプラス」のじぶん銀行公式解説)
じぶん銀行口座があると、au WALLETプリペイドカードにチャージ済の残高を現金として引き出すことも可能です。(利用条件・手数料があります)
という風にいろいろメリットはあり、買い物用口座として便利といえば便利なのですが、私は使わなくなってしまいました。
au WALLETプリペイドカードをあまり使わなくなった理由
au WALLETプリペイドカードをあまり使わなくなった理由は以下の通りです。
- 買い物用のカードとして使わなくなった
- オートチャージ機能を使わない
- 払出機能(チャージ残高をじぶん銀行に引き出す機能)も使わない
一つずつ詳しく見ていきましょう。
買い物用カードとして使わなくなった
私は「衝動買いを抑えながらキャッシュレス決済をする」という目的でau WALLETプリペイドカードを使っていました。そのときに以下のようなデメリットをメリットとして使っていました。
- チャージをしてからでないと使えない
- チャージをするのに手間がかかる(じぶん銀行に入金→au WALLETにチャージ)
この手間があるからこそ衝動買いが防げたのですが、後々楽天銀行の口座を開設してから、さすがに不便すぎると感じるようになりました。
というのも、楽天銀行は「ゆうちょ銀行から入金」というサービスがあり、残高移動がスマホアプリから手数料無料でできます。それが即時移動だと手軽すぎて衝動買いが防げないのですが、即時ではなくタイムラグがあります。平日に申し込めばだいたい半日程度です。ほどほどに手軽、ほどほどに不便。これが私にとっては非常に都合が良かったのです。
それに対してじぶん銀行の場合、ATMから入金する必要があります。ゆうちょ銀行ATMからも入金はできますが手数料が高いので(私の場合は無料になっても月1回だけ)、「ゆうちょ銀行ATMへ行く→セブン銀行ATMへ行く」となります。いちいち外出するのは、さすがに不便すぎました。
かといってじぶん銀行の残高に余裕をもたせておくと、au WALLETにチャージするだけとなってしまい即時に残高が増やせるので、衝動買いの抑止力にならないのです。
オートチャージ機能を使わない
デビットカード風に使える、非常に便利なオートチャージ機能。一時期は使用していましたが、これも使わなくなってしまいました。
au WALLETプリペイドカードはWebMoneyカードとしても使用できるため、ゲーム課金をするときにWebMoneyカードとして支払うことがありました。au WALLETプリペイドカードはMasterカードとしても使えるのですが、本人認証サービスに未対応のため、ネット上の決済では使用できない場合がたびたびあるのです。そういうとき、WebMoneyカードとして支払っていました。
しかしながら、WebMoneyカードとして使うときにはオートチャージ機能は使えませんでした(少なくとも当時は)。
それに加え、私の使用目的が「衝動買いを防ぐため」なので、プリペイド残額以上の買い物は控える必要があります。オートチャージ機能を活用すると、「銀行の残高までは使える」ということになってしまいます。
オートチャージ機能には月額上限が設定できるのですが、上限を越えるとオートチャージはできなくなりますが、手動でチャージはできます。結局残高を調整しなければならないので、なんだか煩わしかったのです。
オートチャージ機能を使わず、残高も抑えている以上、じぶんプラスは1にしかなりえません。ATM入金にもいちいち手数料がかかってしまう……。手数料、払いたくないです。
払出機能も使わない
じぶん銀行とau WALLETプリペイドカードを併せ持つメリットになりうる「払出機能」。チャージしたお金をじぶん銀行に出金できるのですが、手数料がかかります。なんと216円から。
できるだけ手数料を払いたくないので、残高を引き出すのに216円かかると思うと、ほぼ出金できないようなものですね。
というわけで、使おうか検討したことはありますが、全く使わない機能でした。
じぶん銀行を使わなくなった理由
au WALLETプリペイドカードを使わなくなった他に、じぶん銀行を使うメリットもなくなってきました。
- じぶん銀行でau料金を引き落とすときのポイント(2年間で1200ポイント)の期間が終わった
- au WALLET残高がセブン銀行でチャージできるようになった(2019年6月24日〜)
- 定額自動入金が不便
これも一つずつ見ていきます。
じぶん銀行でau料金を引き落とすときのポイント
じぶん銀行には「au特典」というサービスがいろいろあります。その中のひとつに「au料金をじぶん銀行から引き落とすと2年間ポイントがもらえる」というものがあります。その対象期間(2年間)が私は終わったんですよ。
対象期間中は、普通にチャージして使っているだけでそこそこポイントがもらえたので結構お得でした。ですが、口座がいらない気がしてきたときに、ポイントがもらえる期間も終わっていることに気づいてしまいました。
そのほかのau特典(カードローンとか)も私は使わないのです。
au WALLET残高がセブン銀行ATMでチャージできるようになった
2019年6月24日から、セブン銀行ATMでau WALLET残高がチャージできるようになりました。チャージにはスマホアプリが必要で、カードはたぶん使用できない……?
いずれにせよau WALLETプリペイドカードの残高=au WALLET残高なので、手軽さが増しました。私はスマホユーザーですしau WALLETのアプリも使っていますし、生活圏にはセブンイレブンが非常に多いので、大きなメリットです。ローソンだと店員と話す必要がありましたが、ATMでチャージすると誰とも話す必要はありません。気軽で手軽。いいですね。
元々じぶん銀行の口座開設をしたのがau WALLETプリペイドカードに生活圏でチャージしづらいからでした。生活圏でチャージできるようになったので、ますますじぶん銀行口座が不要な気がしてきました。
定額自動入金が不便
じぶん銀行には、他行の残高を毎月、一定額、自動で入金する「定額自動入金」というサービスがあります。これがサブバンクとして少額利用していると非常に不便なんです。
というのも定額自動入金は毎月最低1万円。しかし私のau料金は毎月5000円弱。毎月毎月5000円ぐらいずつ余ってしまいます。毎月5000円積み立てていると思えないこともないですが、積み立てるなら積立貯金でやりたいのです。
その5000円をゲームの課金予算にしてもいいかなとも考えたのですが、私にとっては多すぎます。買い物に使ってもいいかなとも考えたのですが、ポイントがつくことを考えるとどうしても楽天銀行のJCBデビットで買いたくなってしまいます。やり場のない5000円が毎月できてしまいます。
不便な理由は他にもあります。それは「引き落としの4日後に入金」というシステムなこと。26日に引き落としたら30日に入金。6日に引き落としたら10日に入金。1万円が4日間手出しできない存在になります。
便利に使えている人もいるのかもしれませんが、どうも私は不自由さを強く感じます。
au WALLETプリペイドカードはじぶん銀行口座がなくても使える
au WALLETプリペイドカード自体はauのサービスであり、じぶん銀行は無関係なので、じぶん銀行を解約したとしても使い続けることができます。
じぶん銀行の口座があると、より便利な使い方ができるのですが、その便利さが私には不要になってしまいました。
まとめ:じぶん銀行は解約する方向
au WALLETプリペイドカードをあまり使わなくなったこと、じぶん銀行自体のメリットが薄くなったこと。この二つが理由で、もう口座はいらないなと思いました。
解約したとして、au WALLETプリペイドカードは残りますから、使いたくなったらまた使えます。それも、以前よりチャージしやすくなって。
即時に解約してau料金が不払いになったら怖いので、支払い口座が変更できたことを確認してから解約を考えたいと思います。