寝巻がはだけないよう紐を縫いつけてカスタマイズしてみた(裁縫素人)

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雑記
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寝巻を着る生活になったら快適です。疲れもとれているような気がします。

ですが、寝ている間にはだけてくるのが不快だったので紐を縫いつけることにしました。

完成図はこんな感じになりました。

内紐がついているので、着崩れしません。

着るのが楽で着心地も寝巻から変わらず、快適です。

適切な紐を探すのが面倒だったのであるもので間に合わせた結果、内紐が大きすぎて結び目がゴロゴロします。もっと細くて柔らかい紐でつけるともっと着心地がよくなりそうです。

寝巻に紐をつける手順

寝巻に最初からついている、寝巻と同じ柄の紐を4本に切って使います。

内紐を別の紐にしたい方は、半分に切って2本で足りると思います。

紐にアイロンをかけて切る

紐はしわしわしている場合があるので、切る前にまずアイロンをかけます。

アイロンをかけたら、半分に折って折り目を切ります。

半分になったら、更にもう半分に折って、もう一度切ります。

切るのが下手すぎて惨事が起きましたが、端はこのあと折り返すので大丈夫です。

紐の端を折ってアイロンをかける

端を少し開いて折り返します。ほつれるのを防ぐためです。

折ったらアイロンをかけます。私は5mmくらい折り返しましたが、1cmぐらいでもいいかと思います。

これを切り口の数だけやります。紐を4本作った場合は6箇所です。(3箇所切るので、その両端)

紐の端を縫う

折り返したところを縫います。縫い方はなんでもいいと思います。私は並縫いで往復しました。

私は裁縫がスーパーヘタクソなので縫い目はぐちゃぐちゃです。

どうせ寝巻なので人には見せません。なのでこれでOK。

内紐(左腰を止める紐)をつける

寝巻に内紐をつけます。裾から位置を合わせて、襟の一番下になっているちょっと飛び出した部分に縫いつけます。

肩から合わせようとするとわかりづらいので、裾から位置を合わせましょう。

位置がわかりづらいときは、一度羽織って、左腰にくるあたりに待ち針を刺してみましょう。

襟の紐は床と平行になるようにつけました。なのでこんな感じ。

内側もその紐と重なる高さに待ち針でつけます。

内側は私はちょうど布を縫い合わせてあるあたりが合うので、そこにつけましたが、もっと緩めたりきつくしたりしたい方は各自で微調整しましょう。(紐を縛るときのきつさでもある程度調節可能です)

重なることを確認します。

多少のずれ(5mmぐらい?)は大丈夫ですが、あまりずれすぎていると紐が縛りにくくなるので、できるだけ裾からの高さを合わせましょう。

位置が決まったら縫いつけます。1本線ではなく、四角や三角などの形にしっかり縫います。本返し縫いができる人はそれで、できなければ並縫いを2回くらいすればいいかと。

※位置に自信がない方は並縫いで軽く縫い止め、着心地を確かめてから改めてしっかり縫うのがおすすめです。

縫えました! 下手です!!

裏はもっと悲惨。でもいいんです、これは見えないから。

襟のほうも縫って紐が両方つきました。

羽織って縛ってみて、着づらくないか確かめましょう。着づらかったら糸を外して縫い直しです。

糸を外すときはリッパーがあると便利です。ダイソーなどで売っています。

股の部分に刃がついています。尖った部分を縫い目に刺して、股の刃で糸を切ります。

右腰の紐をつける

右腰も内紐と同じように裾から高さを合わせ、襟と右腰につけますが、今回は外側につけます。

作業としては大差ないので写真はありませんが、内紐と同じように内側につけてしまわないように注意しましょう。

完成図もご参照ください。

紐を縫い終わったら完成

紐がついたら着てみましょう! 着心地がよければ完成です。

紐が縛りにくい、寝心地が悪いなどがあれば位置をずらしてみましょう。

日中、寝巻のまま動き回る方は、襟の合わせ目あたりにスナップボタンをつけると襟元が乱れにくくなって着やすいです。

寝るときは外したほうが快適なので、寝巻で日中活動しない方は不要だと思います。

寝巻に紐をつけてみた感想

白崎
白崎

着崩れない寝巻、最高です!!

寝巻をリメイクも考えたのですが、洋服に苦しさを感じるようになってしまったので、寝巻の着心地のまま着やすくする方法を考えました。

快適な寝巻ライフになってとても嬉しいです。もう朝起きても脱げてたりしないんです……!

紐の縛り方は、風呂敷の結び方と同じ「真結び」(ほどきやすい固結び)にしてみました。というより私がやっている固結びは真結びでした。

結び目が割とコンパクトで、自然にしているとほどけることはまずないので、これもまた着崩れ防止になっています。

もうちょっと着心地のいい部屋着も作りたい

古着の着物をベースに、もうちょっと着心地のいい部屋着も作ってみたいと思っています。

  • 上半身は着物のようにゆったり
  • 袖は広すぎず、洋服ほど狭すぎずの筒袖くらい
  • 下半身は歩きやすい丈のズボンか、着物の下半分

こう考えると二部式着物か作務衣に到達する気がします。下半身はスカートタイプだとトイレが簡単に済んで楽なので、二部式着物風部屋着になるんでしょうか。

作務衣のズボンは総ゴムのものが多いので、苦しそうだなと思ってしまいますが、腰骨にひっかけるローライズタイプにしたら締めつけの苦しさは減るでしょうかねえ……?

裁縫がヘタクソなので部屋着しか作れませんが、着物アレンジで洋服には無い緩い着心地が実現できそうなので、今後少しずついろいろやってみられたらなと思っています。

まとめ

白崎
白崎

和服は、楽。

着心地がとても合います。快適です。

雑記
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書いた人:
白崎矢宵(やよい)

発達障害、特に自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)と診断されています。性別不合(トランスジェンダー・FtM)でもあります。道具やサービスを使って自分の生活を改善しながら、気になった情報を雑多に発信しています。著書「アスペルガーだからこそ私は私」発売中です。

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