半年ほど前からiPadを人生で初めて使っているのですが、使い始めて感じたのはiOSの視覚過敏者への優しさです。
具体的には「ホワイトポイントを下げる」という設定が非常に目に優しいです。画面が眩しくてスマホやタブレットの画面が直視できない人間には、魅力的すぎる仕組みです。
ではAndroidスマホと比べて何が良いかですが、この記事では私が使っている古いXperia(SOV34)とiPad(iPadOS13.3)で行っている眩しさ対策の違いについて書きます。
SOV34(Android8.0.0)での眩しさ対策とデメリット
- サードパーティのフィルターアプリを使用(OS標準でない)
- 画面にフィルターをかけるという形式で擬似的に暗くする
- 通知領域、ロック画面、画面下部の操作エリアなどは、Androidの仕様でフィルターアプリが動作しないため、暗くできない(=通知を開くと「ウッ眩しい!」、ロック画面が眩しい!)
- 負荷の高いアプリを使っていると、突然フィルターアプリが落ちて、画面の眩しさが元に戻ることがある(ツライ)
- フィルターアプリをオンにしたままスクリーンショットを撮ると、画面が暗すぎるため、スクリーンショットを撮りたいときはフィルターアプリをオフにしなければならない(煩雑)
Androidで画面の眩しさに耐えるための仕組みは、正直に言ってデメリットしかないです。それでもAndroidしか使ったことが無かった頃は我慢して使っていました。
私のAndroidはスマホなので、通知を確認しないわけにはいきません。暗い部屋だったり、体調不良で視覚過敏がひどかったりして画面を薄暗くしていると、通知を見て「目がぁ!」と叫びたくなることがあります。(画面を暗くしすぎなのか……?)
負荷の高いアプリを使っていると突然フィルターがオフになるのも目にツライです。3年ぐらい前の機種なので、性能が不足しているアプリも多く、しばしばフィルターアプリが落ちてしまいます……。メモリまわりの設定を変えてもダメなので、根本的にスペック不足なのだと思います。
フィルターアプリをオンでスクリーンショットを撮ってしまったときと、オフにしたときの差はこんな感じです。
フィルターオンで撮ったスクリーンショットは、フィルターオンの画面内では暗すぎて内容が確認できません。画面メモのつもりで撮っても見えないという……。不便です。
iPad(iPadOS13.3)での眩しさ対策のメリット
手持ちのAndroidに対して、iPad(iPadOS13.3)の眩しさ対策である「ホワイトポイントを下げる」がいかに優れているかというと……
- OS標準の機能
- フィルターアプリではないので、突然落ちて明るさが変わることがない
- 画面を全て暗くできる(Androidのように通知だけ眩しいなんてことはない)
- スクリーンショットを撮るときの輝度調整が不要(画面が暗いまま撮っても暗すぎたりしない)
この素晴らしき「ホワイトポイントを下げる」はiPhoneでも設定できるそうです。単純にこの点だけでiPhoneが魅力的です。そのくらい私にとってスマホ画面の眩しさは深刻です。
スマホを持たずに済めば、それが最良だとは思うのですが……。ガラケーはスマホより眩しさに融通が利きませんし、フリック入力を習得してからガラケー打ちができなくなってしまい、ガラケーで文字入力ができません。携帯電話は電話専用というわけにもいかず、なんだかんだメールのやりとりが必須になってくるので、スマホにするしかないのです。悲しい……。
まとめ
- スマホの画面が眩しくてツライ
- Androidの眩しさ対策はとても不便
- iPhoneは画面を目に優しくできそうで期待している
今なら5G対応のiPhoneが発売されてから買えば長く使えそうです。今年以降の買い替えを考えて新製品情報を集めておきたいと思います。
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